全国大学等遺伝子研究支援施設連絡協議会 組換え生物等委員会 通信 No.36

(本通信は、大学遺伝子協会員の所属機関の遺伝子組換え実験安全管理関係者に配信しております。)

各位

遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について、平成27年3月10日付で文部科学省による厳重注意がありましたのでお知らせいたします。
 
 詳細は
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/03/1355801.htm
 をご覧下さい。
 
 しかし、この文書ではわかりにくいので、農工大の安全主任者からの報告に基づき解説をします。
 
 告示の別表第3(第4条関係)の3にBaculovirusがあげてあります。安全主任者は「Baculovirus」の単語を「昆虫ウイルス」と取り違えて記憶していました。
 
さて、告示の別表第3のBaculovirusは、省令別表第一第一号にある「ヘ 自立的な増殖力及び感染力を保持したウイルス又はウイロイド(文部科学大臣が定めるものを除く。)である遺伝子組換え生物等であって、その使用等を通じて増殖するもの」の「文部科学大臣が定めるもの」に該当します。つまりBaculovirusであれば大臣確認が必要ありません。しかし、昆虫ポックスウイルスはBaculovirusではありませんので、大臣確認が必要なわけです。
 
 バキュロウイルスの定義を間違って理解をしている管理者は多いと思いますし、実は私自身もその一人です。
 
 各組織におかれましても遺伝子組換え生物等の使用における安全管理、適切な拡散防止措置及び緊急時の対応等について今一度ご確認頂きますよう、よろしくお願いいたします。
 
                                大学遺伝子協・組換え生物等委員会 永野幸生





























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