誰もが押し寄せる所なら誰かが行く。
誰も行かない所でこそ、我々は必要とされる。

ペシャワール会は1983年9月中村医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成された国際NGO(NPO)団体です。
1984年、中村医師はパキスタンのペシャワール・ミッション病院ハンセン病棟に赴任し、医療器具や手術設備が不十分な環境の下で、10年間診療活動を続けました。

1986年よりパキスタン国内のアフガン難民への診療を本格的に開始し、更に、アフガニスタン国内にも活動範囲を広げ、1991年12月、その拠点として、ダラエ・ヌールに最初の診療所を開設しました。以来、アフガニスタン北東部の3診療所を中心に、山岳無医村での医療活動を始めました。

1993年、ダラエ・ヌール周辺で悪性マラリアが大流行し、治療薬の資金を確保するため、大々的な募金活動を展開しました。全国から2000万円以上の寄付が寄せられ、2万人もの患者の命が救われました。

PMS病院

1998年には恒久的な基地病院としてPMS(ペシャワール会医療サービス)病院をペシャワールに建設しました。
(右写真 : PMS基地病院)

2000年、大干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で水源確保事業を開始し、飲料用井戸約1600本と直径約5mの灌漑用井戸13本を掘削、カレーズ(伝統的な地下水路)38ヶ所の修復をしました。

食糧配給

2001年10月には「アフガンいのちの基金」を設立し、空爆下、アフガニスタン国内避難民への緊急食糧配給を実施し、2002年2月までに15万人に配給しました。
(右写真 : ソルフロッド郡での食糧配給)

2010年2月、アフガニスタン東部で灌漑用水路建設(全長約25km)を完遂しました。現在は、水利事業を含めた総合的農村復興事業「緑の大地計画」を進めています。