2006年若鳩の調教と秋季レースまで

                     5月の末ともなると今春作出された若鳩達の2番仔までは選手鳩鳩舎に移され、舎外を開始される頃だと思います。
                                 
                         25日から28日前後で巣立ちした雛鳩は約一ヶ月巣立ち室において、飼育者の合図により餌を食べに来る事を覚え込ませます。
                                
                         巣立ちから一ヶ月経過した雛鳩は主翼1枚目が抜け落ちた後、
                         主翼一枚目が7部まで伸びてきていて、主翼2枚目が抜けている状態だと思います。
                         この状態の時の鳩の鳩体は巣立ちさせた頃よりも重身を感じるようになってきています。

                          ここで、巣立ち室から選手鳩鳩舎に移動させてあげます。更に5日間かけて重みを感じる鳩体を舎外で飛べるように軽くしてあげる必要があります。
                          移動させた翌日から舎外を行うとどういうことになるか???ですが・・・・・

                          巣立ち室から移動させた若鳩は狭い空間から広い空間に移動させられた為に戸惑いがありますから、まずそれに慣れさせてあげることが大切です。
                          これは一日でなれる鳩もあれば、数日間かかる鳩もあるようなので、私は3日間から5日間という日数を設定しています。
                          食べさせる餌は配合飼料80%、大麦20%の内容で一日2回撒き餌で与えるようにしています。
                          巣立ち室では置き餌で与えられていた餌が選手鳩鳩舎に移動させられた途端に撒き餌に切り替わると餌を思うように食べれなくなり、
                          重みの残っていた鳩体が素軽くなってきます。(移動させてから約5日間)そうなったならば、出舎口を開けて舎外を開始します。

                          無理やり外に出すのではなく、あくまで自然に鳩に任せるようにして外に出してやるようにします。

6月25日
(日曜日)
晴れ

1番仔、2番仔共に上記の方法による馴致$馴らし舎外を完全に習得したので、
休日の今日は、秋季レースに使用する若鳩と05年生まれの遅生まれ鳩を
強制的に外に出して鳩なりで飛ばしました。

この時、トラップは1時間程度閉めっぱなしにしておいて鳩が鳩舎の中に
入れないようにしておきます。

1時間鳩舎の外に出しておく事で何時猛禽に襲われるか?カラスの襲撃を受けるか?
という感じで、本来持っている野生感を取り戻してきます。

今までは入りたい時に鳩舎に入る事ができ、出たい時に外に出る事ができた若鳩達は
ちょっと怖いことがあると屋根から飛びたちます。しかし、この時には決して遠くまでは
飛びません。いわゆる陸上競技で言うところのインターバル舎外になります。

1時間その状態を続けたならば、トラップを開放してあげます。口笛の合図で入舎する鳩、
遊びまわって入舎しない鳩といますが、あまり気にしません。

強制舎外を始める7月20日前後までには飼育者の合図で
一斉に入舎するようにもって行く事ができるからです。