SACLA-SFXプロジェクト

「創薬ターゲット蛋白質の迅速構造解析法の開発」(通称:SACLA-SFXプロジェクト)では、医学や薬学に重要であるが構造解析が難しい蛋白質を、X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて、迅速かつ高分解能で構造決定する技術を確立することを目指しています。このプロジェクトは文部科学省から委託を受け、X線自由電子レーザー重点戦略研究課題(XFEL重点戦略研究課題)の一環として行われています。

理化学研究所放射光科学総合研究センター、SACLA利用技術開拓グループの岩田想グループディレクターを研究代表者として、10を超えるグループが連携•協同して一丸となってプロジェクトを進めています。

  • 2017.5.23.南後恵理子(理研)、岩田想の総説 "X線自由電子レーザーによるタンパク質構造変化の動画撮影” が、実験医学に掲載されました。
  • 2017.5.18.第17回日本蛋白質科学会年会(6/20-22)にて、SACLAでの実験結果を含む講演・発表があります。
    シンポジウム
    W. F. DeGrado:De novo design of proteins(1SA-03)
    ワークショップ
    宮下 治:X 線自由電子レーザーを用いた構造解析へのハイブリッドアプローチ(3WBp-03)
    登野 健介:SACLA の XFEL ビームラインと実験プラットフォームの現状(3WC-01)
    桝田 哲哉:SACLA における原子分解能解析(3WC-02)
    久保 稔:蛋白質の時間分解 X 線結晶構造解析における分光の役割(3WC-03)
    島田 敦広:X 線自由電子レーザーを用いたチトクロム酸化酵素の時分割構造解析によって明らかとなった、 リガンド結合に伴うプロトンポンプ経路の閉鎖機構(3WC-04)
    菅 倫寛:X 線自由電子レーザーにより明らかにされた光化学系 II 複合体の光励起した反応中間体構造と水分 解酸素発生の反応機構(3WC-05)
    ポスター
    菅原 道泰:微結晶輸送媒体を利用した連続フェムト秒結晶構造解析(2P-031)
    国島 直樹:XFEL の創薬利用を目指したタンパク質 - リガンド複合体微結晶のシリアルフェムト秒構造解析(3P-048)
  • 2017.5.16.分子研研究会(6/14)にて、岩田想が講演します。
    タイトル:自由電子レーザーによるバクテリオロドプシンの構造変化の動きー光によって水素イオンを輸送する仕組みの解明
  • 2017.5.9.Gordon Research Conference(7/30-8/4)にて、南後恵理子(理研)が講演します。
    タイトル: A Molecular Movie of Structural Changes in the Light-Driven Proton Pump Bacteriorhodopsin
  • 2017.5.9.第73回日本顕微鏡学会学術講演会(5/30-6/1)にて、岩田想が講演します。
    タイトル:SACLAを用いた膜タンパク質の構造ダイナミクス研究
  • 2017.5.9.第8回日本光合成学会年会(5/27-28)にて、秋田総理(岡山大)が講演します。また、菅倫寛(岡山大)らがポスター発表します。
    秋田総理:X線自由電子レーザーを用いた光化学系II水分解反応の機構解明
    菅倫寛ら:X線自由電子レーザーにより明らかにされた光化学系IIの反応中間体の構造と水の分解および酸素の発生の反応機構(ポスター)
  • 2017.5.9.第14回GPCR研究会(5/12-13)にて、岩田想が座長を務めます。
    セッション2: GPCRの構造と機能
  • 2017.4.12.第17回日本蛋白質科学会年会(6/20-22)にて、南後恵理子(理研)、中津亨(京都大)がオーガナイザーを務めます。
    ワークショップ:SACLAにおける蛋白質構造科学研究の現状と展望(3WC)
  • 2017.4.12.産経新聞デジタル版「坂口至徳の科学の現場を歩く」にて、桝田哲哉(京都大)らの研究結果が紹介されました。
  • 2017.4.11.菅原道泰(理研)、岩田想らの論文 ”Hydroxyethyl cellulose matrix applied to serial crystallography." が、Scientific Reportsに掲載されました。(プレスリリース
  • 2017.4.3.桝田哲哉(京都大)、菅原道泰(理研)らの論文 "Atomic resolution structure of serine protease proteinase K at ambient temperature." が、Scientific Reportsに掲載されました。(プレスリリース
  • 2016.4.7本プロジェクトでは、取得した生データを積極的に公共データベース CXIDBで公開しています。解析手法の開発や教育への利用、新しいプログラムでの再解析などを歓迎します。詳しくはこちら

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