SACLA-SFXプロジェクト

「創薬ターゲット蛋白質の迅速構造解析法の開発」(通称:SACLA-SFXプロジェクト)では、医学や薬学に重要であるが構造解析が難しい蛋白質を、X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて、迅速かつ高分解能で構造決定する技術を確立することを目指しています。このプロジェクトは文部科学省から委託を受け、X線自由電子レーザー重点戦略研究課題(XFEL重点戦略研究課題)の一環として行われています。

理化学研究所放射光科学総合研究センター、SACLA利用技術開拓グループの岩田想グループディレクターを研究代表者として、10を超えるグループが連携•協同して一丸となってプロジェクトを進めています。

  • 2016.7.1.12th International Conference on Biology and Synchrotron Radiation(8/21-24)にて、岩田想が講演します。
  • 2016.6.23.湯本史明(KEK)が 、James Fraser 氏(UCSF)とStructural Biology Workshop 2016(6/10)をオーガナイズしました。

    山本雅貴:Advanced Macromolecular Crystallography in SPring-8/SACLA
    菅原道泰:Crystal carrier matrices for serial femtosecond crystallography
  • 2016.6.15.平成28年度 日本農芸化学会 東北支部シンポジウム(7/9)にて、岩田想が講演します。
    タイトル:創薬ターゲット膜タンパク質のX線結晶構造解析
  • 2016.5.24.第16回日本蛋白質科学会(6/7-9)にて、中津亨(京都大)、溝端栄一(大阪大)が「SACLA が拓くシリアルフェムト秒結晶構造学の最前線」(2WB)のオーガナーザーを務めます。
    中津 亨:SACLA におけるシリアルフェムト秒タンパク質結晶構造解析の現状
    湯本 史明:細胞内結晶の構造解析法の開発に向けた取り組み
    溝端 栄一:SACLA が解明した銅含有亜硝酸還元酵素の常温無損傷構造
    島村 達郎:X 線自由電子レーザーを用いた GPCR の構造解析
    南後 恵理子:時分割シリアルフェムト秒 X 線結晶構造解析によるバクテリオロドプシンの光反応中間体構造
    城地 保昌:X 線自由電子レーザー施設 SACLA による生命科学研究の現状と大規模データ解析(1WB-04)
  • 2016.5.10.理研ニュース(2016年5月号)」に本プロジェクトの研究内容が紹介されました。
  • 2016.5.10.データを更新しました ( CXIDB - ID41 )
  • 2016.4.25.中根崇智(東大)らによる論文 "Data processing pipeline for serial femtosecond crystallography at SACLA” が J. Appl. Cryst. に掲載されました。
    膨大な量の実験データをリアルタイムで処理し、実験方針の決定と迅速な構造決定につなげるため、LCLS でも使われている Cheetah や CrystFEL を SACLA の環境に合わせて改修し、パイプラインを構築しました。
  • 2016.4.21.菅原道泰(理研)、鈴木守(大阪大)、桝田哲哉(京都大)、岩田想らによる論文 "Oil-free hyaluronic acid matrix for serial femtosecond crystallography” が Scientific Reportsに掲載されました。(プレスリリース
  • 2016.4.7本プロジェクトでは、取得した生データを積極的に公共データベース CXIDBで公開しています。解析手法の開発や教育への利用、新しいプログラムでの再解析などを歓迎します。詳しくはこちら

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