SACLA-SFXプロジェクト

「創薬ターゲット蛋白質の迅速構造解析法の開発」(通称:SACLA-SFXプロジェクト)では、医学や薬学に重要であるが構造解析が難しい蛋白質を、X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて、迅速かつ高分解能で構造決定する技術を確立することを目指しています。このプロジェクトは文部科学省から委託を受け、X線自由電子レーザー重点戦略研究課題(XFEL重点戦略研究課題)の一環として行われています。

理化学研究所放射光科学総合研究センター、SACLA利用技術開拓グループの岩田想グループディレクターを研究代表者として、10を超えるグループが連携•協同して一丸となってプロジェクトを進めています。

  • 2016.5.24.第16回日本蛋白質科学会(6/7-9)にて、中津亨(京都大)、溝端栄一(大阪大)が「SACLA が拓くシリアルフェムト秒結晶構造学の最前線」(2WB)のオーガナーザーを務めます。
    中津 亨:SACLA におけるシリアルフェムト秒タンパク質結晶構造解析の現状
    湯本 史明:細胞内結晶の構造解析法の開発に向けた取り組み
    溝端 栄一:SACLA が解明した銅含有亜硝酸還元酵素の常温無損傷構造
    南後 恵理子:時分割シリアルフェムト秒 X 線結晶構造解析によるバクテリオロドプシンの光反応中間体構造
  • 2016.5.10.理研ニュース(2016年5月号)」に本プロジェクトの研究内容が紹介されました。
  • 2016.5.10.データを更新しました ( CXIDB - ID41 )
  • 2016.4.25.中根崇智(東大)らによる論文 "Data processing pipeline for serial femtosecond crystallography at SACLA” が J. Appl. Cryst. に掲載されました。
    膨大な量の実験データをリアルタイムで処理し、実験方針の決定と迅速な構造決定につなげるため、LCLS でも使われている Cheetah や CrystFEL を SACLA の環境に合わせて改修し、パイプラインを構築しました。
  • 2016.4.21.菅原道泰(理研)、鈴木守(大阪大)、桝田哲哉(京都大)、岩田想らによる論文 "Oil-free hyaluronic acid matrix for serial femtosecond crystallography” が Scientific Reportsに掲載されました。(プレスリリース
  • 2016.4.13.第13回GPCR研究会(5/13-14)にて、岩田想が座長を務めます。
  • 2016.4.13.蛋白研セミナー(5/12-13)にて、岩田想が講演します。プロジェクトメンバーの西澤知宏(東大)、久保稔(理研)も参加します。
    岩田想:SACLA を用いたタンパク質結晶時間分割構造解析
  • 2016.4.7.LSBM Symposium 2016(2016/5/12) にて、溝端栄一(大阪大)が講演します。
    タイトル:SACLAが拓く構造生物学の新時代
  • 2016.4.7.本プロジェクトでは、取得した生データを積極的に公共データベース CXIDBで公開しています。解析手法の開発や教育への利用、新しいプログラムでの再解析などを歓迎します。詳しくはこちら
  • 2016.4.6.中根崇智(東大)、山下恵太郎(理研)らによる論文 "Recent developments in CrystFEL” が、J. Appl. Cryst.に掲載されました。
    新機能の開発・バグ報告・解析結果のフィードバックなどを通じて、SFX データ解析で最も広く使われているプログラム CrystFEL の改良に貢献しています。

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