七  曲  池

(東平尾)


内田の水がめ 日本でも有名なへらぶな釣りスポット

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 現在の七曲池は、204,000立方メートルの水をたくわえ、167haの田畑に水を送っています。その水は堤防のすぐ下から東側の山をぬけ、森に流れ出て内田用水となり、森、政所、段平尾、高田、稲荷部に流れていきます。もう一方は、少し川を下り西側の山をぬけ、西平尾から稲荷部にと、内田全体に流れていきます。池の水量が減ると、池の手前なかほどにあしの生えている島とその両側の半島がつながって見えるときがあります。これが昔の七曲池の堤防です。江戸時代から昭和40年(1965年)まで使われた堤防だと言われています。当時の水門は東側の半島のすぐ下にあり、コンクリートの水門が見えるときがあります。昔の七曲池は50,000立方メートルの水をたくわえ、今の4分の1程度の水量でした。
 昭和40年(1965年)に大井川の上流に建設されたダムから水を引き、大井川の西側の市町村に農業用水を流すという大井川右岸用水事業が決まり、この農業用水の調整池として大規模な工事が始まりました。3年後に工事が終わり今の七曲池の姿になりました。池の奥には大井川用水が通り、七曲池に大井川の水を注ぎ入れています。
 池の形が入り江や半島で入り組んで曲がりくねっていることから名付けられた七曲池は、へらぶな釣りやバス釣りの池として今では日本各地から釣り客が訪れます。地元住民や菊川町、へらぶなの会などが協力して草刈りやゴミ拾いなどを行い、菊川の観光スポットとして七曲池を守り続けています。

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