応 声 教 院

(杉森)


みんなで「大蛇のうろこ」を見に行こう。



100-010.jpg

 杉森にりっぱな山門をかまえたお寺があります。このお寺は「応声教院」といってたいへんふるい歴史と伝説のあるお寺です。
 今から約1100年も前のことです。応声教院は天皇の願いがかなうようにお祈りをするお寺として建てられ「天丘院」とよばれていました。それから300年ほどたってから法然上人というえらいお坊さんが浜岡町にある桜ヶ池にお参りをした時、お寺の名前を「応声教院」とかえました。
 1169年頃、皇円阿閣梨上人というお坊さんがお釈迦様の教えにある衆生済度(仏がこの世に生きているすべてのものを救ってくれるという教えをうける)について勉強していましたが、もっともっと勉強したいと思いました。そこでお釈迦様に会って、教えを受けたいと思いましたが、お釈迦様はすでに亡くなられてこの世にはいません。
 お釈迦様が亡くなられてから56億7000万年後にこの世に弥勒菩薩様が現れて衆生済度されると言い伝えられていましたが、人間はそんなに長生きはできません。そこで皇円阿閣梨上人は大蛇(大蛇は死なないといわれている。)になって桜ヶ池に住み、弥勒菩薩様にお会いし、教えを受けようと待っているのです。応声教院では、法然上人が桜ヶ池を訪れた時、持ってきた仏像をご本尊として今でも大切におまつりしています。
 応声教院には皇円阿閣梨上人が使用した笠、つえ、大蛇からはがれ落ちたと言われる「大蛇のうろこ」などがあります。また浅井天察上人(応声教院第53代住職)が雨乞いして大雨を降らせた「かね」もあります。たくさんの伝説がありますので調べてみるとおもしろいですよ。