諏訪神社

(杉森)


おこんきつねが出る神社



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 杉森の中ほどにある、小さな神社です。小さな白い石の鳥居があり、16段の石段が続いてます。社務所の裏の小さな石段を登りきると、3つの社(神様を祭ってある建物)があります。祭られているのは、「諏訪大明神」「こんぴら様」「多賀ご大社」です。けれどご神体は、戦争当時、いくつもの神社を1つにまとめるように言われたので、今では平尾の八幡様に祭られています。
 いつから祭られていたのか、はっきりとわかりませんが、お札には「天保5年(1834年)」とあります。また、のぼりは慶応3年(1863年)に初めてあげたといわれています。明治14年(1881年)、竹島長三郎という大工が、諏訪神社の本殿を造りました。屋根には、竜のしゃちほこがつけられましたが、今では本殿内に置かれています。
 明治38年(1905年)、筧久平という方が鳥居と水鉢をお納めして、お多賀様をきれいにしてくださったそうです。秋のお祭りの朝は、のぼりを立て、しめ飾りを飾り、甘酒をふるまいます。杉森の人たちは、毎月、神社を掃除して大切にしています。「お多賀様が祭られているので杉森の人は長生きできる。」とも言われています。
 諏訪神社の言い伝えでは「すわのやのおこん」というきつねがよく出てきて、人々をだましたということです。ひょっとしたら、今でも杉森の山奥に「おこんきつね」が住んでいるかもしれませんよ。