長 福 寺

(森)


自然に恵まれた、住民交流の場



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 1567年の記録が残っている長福寺は、400年以上の歴史があるお寺です。曹洞宗のお寺で、坐禅を一番大切なこととしています。江戸時代のはじめ、横須賀城の初代の殿様である大須賀康高は、亡くなった妻のためにお城の近くに窓泉寺というお寺を建てました。この窓泉寺のお坊さんが自分の隠居寺として、利用したお寺が長福寺です。今でも窓泉寺と長福寺は、本寺と末寺の関係にあります。ですから、江戸時代の長福寺は、横須賀藩から助けてもらっていたので安定していたそうです。
 時代は変わって明治となり、横須賀藩からの助けがなくなったので苦しい時代が続きました。歴代のお坊さんは、先生や公務員として働き、その収入でお寺を守ってきました。本堂もいたみ建て直す必要がありましたが、新築するお金はありませんでした。大正12年(1923年)に、上内田の竜崎家の家を買って、それを今の本堂として再建しました。この時、森地区の人々はもとより、多くの人々の協力があった事は、本堂の額が今日までよく伝えています。
 昭和29年(1954年)4月から、寺田みよ・光子先生により境内に若葉幼稚園ができました。9年間で 450余名が巣立って行きました。昭和37年(1962年)4月からは内田保育園に役目をバトンタッチして今日に至っています。
 昭和63年(1988年)、境内に森地区ゲートボール場ができ、お年寄りの楽しみの場となりました。暑い日も寒い日も、お茶のシーズンをのぞいて毎日のように、お年寄りの会話とボールの音が聞こえてきます。また、四季を通じて花がいっぱいの境内には、ビオトープ・あずまや・山道があります。ニワトリ・犬・ウサギもかわれていて、小さな子を持つ家庭の散歩コースになっています。

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